「東京を守るために秋田や山口に負担を強いるものだという説明を」イージス・アショア配備撤回に専門家(20/06/25)

 「山口県および秋田県へのイージス・アショアの配備を撤回するという決定に至った。こうした事態に至ったことを深くお詫び申し上げる」。


 昨日の朝、石破議員、小野寺議員、岩屋議員など歴代の防衛大臣経験者も出席する自民党国防部会で頭を下げた河野防衛大臣。配備計画による自民党への逆風で落選した元候補者に言及、「取り返しがつかない」と涙ぐむ場面も見られた。


 今回の配備計画撤回について、軍事政策や安全保障問題に詳しい小泉悠・東京大学先端科学技術研究センター特任助教は「非常に驚いた。イージス・アショア導入は日本のミサイル防衛政策やその他の様々な計画の前提になっていたし、アメリカとの調整もそれに基づいて進められていた。ここで計画が急に止まれば、それらをすべてやり直さなければならない。また、そもそも計画が非常に杜撰だったということが分かってきていて、そのことにも驚いている」と話す。


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