「浸水想定区域内」に住む人が全国で増加していた…ダム建設だけでは水害を防げない時代、リスクの認識を (20/07/07)

 記録的な大雨を観測した九州。大きな被害を受けたのが熊本県南部で、人吉市や球磨村を流れる球磨川が氾濫、数多くの犠牲者が出た。実はこの地域の水害対策を巡っては、古くからの対立があった。それが川辺川ダムの建設問題だ。人吉市は、川辺川と球磨川が合流した先にある。


 1960年代、この地域を襲った水害をきっかけに洪水対策・灌漑の目的で計画されたダムだったが、立ち退き補償の問題や自然環境への懸念から反対運動が隆盛になり、2008年にダム建設反対派の蒲島氏が熊本県知事に当選すると白紙撤回を表明。翌2009年には民主党政権が国の方針としてダムの建設中止を発表した。

 これ以後、ダムによらない治水対策を目指していた熊本県。蒲島知事も5日の時点では「ダムによらない治水を極限まで検討する」と話していたが、6日には「今回の災害を国や流域市町村と検証し、これからどういう治水対策をやっていくべきか、新しいダムの在り方についても考える」と発言している。


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