医療崩壊の危機に究極の判断をするのは本人か医師か政治家か 「高度治療を若者に譲る」カード発案の医師と考える(20/07/10)

 れいわ新選組の公認候補として、去年の参議院選挙に出馬した大西つねき氏(56)の発言が物議を醸している。


 問題視されているのは今月3日に配信された動画での発言で、医療・介護費の問題を念頭に「高齢者をもうちょっとでも長生きさせるために、子どもたちか若者たちの時間を使うのかということは真剣に議論する必要があると思う」とした上で、「こういう話、多分政治家は怖くてできないと思う。“命の選別をするのか”などと言われるだろう。生命、選別しないと駄目だと思う。もう、はっきり言うが、何でかというと、その選択が政治だ。その選択をするのであれば、もちろん高齢の方から逝ってもらうしかない」との見方を示したのだ。


 批判を受け、大西氏は7日に動画を削除、発言を撤回し、謝罪した。また、れいわ新選組の山本太郎代表は「立党の精神と反するもので看過することはできない」としつつも、「除名するという判断はこちらにとっても簡単なことではあるが、それでは根本的な解決にならない」として、専門家による“生命の尊重に関するレクチャー”を公開の形で行うとしている。


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