断水した被災地の入浴支援やコロナ対策の“手洗い”ニーズに大活躍! “持ち運べる浄水場”を開発した東大発ベンチャー(20/07/22)

 豪雨災害の爪痕が残る熊本県。復旧作業にあたり、避難所生活を余儀なくされている地元住民の脅威になっているのが、新型コロナウイルスを始めとした感染症の問題だ。


 広島大学の久保達彦教授(公衆衛生学)は「お風呂に入れない、手を洗えない、食事を加熱できない、といった衛生環境の中で感染症の問題が大きくなってくることが、熊本地震などの災害で観察されている」と話す。


 こうした問題の解決にAIを用いた水循環テクノロジーで挑むのが、東大発ベンチャーのWOTA(ウォータ)株式会社だ。汚れの成分を分析、最適な浄水処理を施すことで、実に98%の水が再利用可能になるという。22日の『ABEMA Prime』では、同社の前田瑶介代表に話を聞いた。