ノア丸藤、4カ月ぶりの有観客試合で「お客さんあってのプロレスが深く刻まれた」 “withコロナ”時代で変化した意識と在り方(20/07/21)

 コロナ禍で自粛を強いられてきたスポーツイベントの数々。再開に向けた動きの中、ついにプロレスリング「NOAH(ノア)」が観客を入れた大会を開催した。NOAHが観客を入れるのは3月以来、実に4カ月ぶりとなる。開催にあたり、選手やスタッフは全員、唾液によるPCR検査を実施。なかなか唾液の出ない選手は梅干しの画像を見ながら行われた。検査の結果、全員が陰性。この結果を受け、通常の4分の1、約500人の観客を入れた大会が開催された。メインイベントはNOAHを代表する4人によるスペシャルタッグマッチ。試合は丸藤・武藤組が勝利。久々の観客動員大会に会場は熱気に包まれた。


 しかし、8月1日以降に緩和される予定だった大規模イベントの人数制限が、感染の再拡大によって22日にも見直される可能性が出てきた。入場料収入、さらにはグッズの売上げも激減する中、プロレス界、そしてスポーツの在り方とは。NOAHの新星“スーパーノヴァ”・清宮海斗選手、NOAH副社長も務める“方舟の天才”・丸藤正道選手と共に考える。