青森「さっさと帰れ」文書は正当な非難? PCR検査“陰性”の曖昧さも “帰省警察”からみえる課題(20/08/10)

 今月5日、墓参りのために東京から青森市内に新幹線で帰省した男性の実家の玄関に、ある紙が投げ込まれた。「なんでこの時期に東京から来るのですか?知事がテレビで言ってるでしょうが!! 知ってるのかよ!! 良い年して何を考えてるんですか? この通りは小さい子も居るのです。そして高齢者もです。さっさと帰って下さい!! 皆の迷惑になります。安全だと言いきれますか??」。そこには男性を責める内容が、匿名で手書きで書かれていた。


 このニュースにインターネットでは「今度は帰省警察か」という声が上がった。コロナ禍では多くの“自粛警察”が出現したが、こうした正義感や使命感に後押しされるという活動にネットでは、「一方的な正義感を振りかざすな」「感染が怖いという気持ちも分かる」といった様々な声がある。


 コロナ禍で浮き彫りとなった私的な制裁。そこにある正義はどこから来て、誰に振りかざされているのか。11日の『ABEMA Prime』は改めて議論した。


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