「都市部の国民にとって香港は“遅れた汚い場所”。一刻も早く制圧して台湾統一に持っていきたい」周庭氏やメディアに対する強硬姿勢、習近平政権の思惑とは(20/08/11)

 11日夜、香港の民主活動家・周庭(アグネス・チョウ)氏や地元紙「蘋果日報(リンゴ日報)」などを創業した実業家の黎智英(ジミー・ライ)氏が保釈された。周氏ら10人は10日、「国家安全維持法違反」の疑いで香港警察に逮捕されていた。


 広報発表では男女6人は香港国家安全維持法第29条に違反、外国または香港外の勢力と共謀して国家の安全を危険に晒した容疑、残りの4人は詐欺を共謀した容疑とされているが、その具体的な内容は明らかになっていない。


 5日にデモ隊を扇動した罪と違法集会に参加した罪で有罪判決を受けた際には「私のことだけでなく、他の香港の若者たちのことにも注目していただきたい」と日本人に呼びかけるなど、流暢な日本語で香港の実情を訴えてきた周氏。Twitterでは「#FreeAgnes」のハッシュタグに反応した日本のユーザーも多数現れていた。


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