「札束で頬を叩く」と批判も…「増え続ける“核のごみ”を受け入れる」寿都町長の決断は間違っているのか? (20/08/26)


 原子力発電の使用済み核燃料から生まれ、海外で再処理されたあと青森県六ケ所村などで一時保管されている高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」。これを放射能レベルが下がるまで数万年にわたり地下数百メートルに埋めておく「最終処分場」の場所選びは、原子力行政の長年の課題となってきた。


 今月13日、その「最終処分場」の候補地として適しているかどうかの「文献調査」に手を挙げることを検討しているのが、北海道西部の日本海に面した小さな港町・寿都(すっつ)町だ。


 「核のごみの最終処分を学んだときに、諸外国から比べたらいかに日本が遅れているか。ここを何とか一石を投じないとならないと」。そう説明する片岡春雄町長だが、もう一つ大きな理由がある。


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